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司会:えーそれでは、新春年の差座談会を始めたいと思います。アダルシャンシリーズからはアレクシードさん、それでも世界は美しいからはリヴィウスさん、LOVE SO LIFEからは松永政二さん、明治緋色綺譚からは藤島津軽さん、おじ恋からは陰山喜一さん、最後に獣拳戦隊ゲキレンジャーからは理央様で~す♪
リヴィウス(リ):なんで最後だけ「様」なんだ。立場的に俺だけだろ、様がつくのは!
陰山喜一(き):まあまあ、そんな目くじらたてなくても。
リ:はあっ!?なんだ、このへらへらしたおっさんは!
き:おっさんはひどいなぁ。まあ、確かにこの面々では一番年長者っぽいけど。
(軽くへこむボス。若いって容赦がない)
松永政二(せ):と、とにかく、座談会というからには何かテーマがあると思うんですが。
(さすがアナウンサー。そつがない!司会、彼にやってもらったらよかったなぁ。)
司会:最初に言いましたが「新春年の差座談会」ですので、それに添ったお話をしていただけるとありがたいですね。
せ:年の差、ですか?
司会:ええ。そういうカップリングの方々にお集まりいただいたので。
せ:えっ!カップリングって、あの、僕はそういう相手はいませんが。
藤島津軽(つ):それに関しては僕も同意させていただきますね。ここにいる理由がまるっきり思い当たらないし。
アレクシード(ア):そう言われると、カップリングとして成立しているのはごく少数な気が。
司会:成立しているカップリングという意味ではなく、ストーリー展開として将来的にそうなりそうな方々も含まれておりますので。
ア:はあ。そうなんですか。
つ:それならますます僕がここにいる理由がよくわかりませんが。
せ:藤島さんはそういう相手が身近におられないんですか?
つ:思いつかないんですよねぇ。そういう松永さんは心当たりがおありで?
せ:え、ええ、まあ。ないこともない、というか。
き:ホントにないの?思いつく女性の名前を挙げてみてよ。
つ:母に女中のみよさんに、それから、1話だけの女性も入るのかな?
き:テーマ、覚えてる?年の差だから君とずっと年が離れているはずだけどね。ね、松永君。
せ:えっ。あ、そうですね。
き:ほら、彼には思い当たる相手がいたってわけだ。ここに呼ばれてるんだから君にもいるはずだと思うよ。
つ:年の差、を基準にするならあの子しか思い浮かばないんだけど…
き:あの子って言うくらいだから、年下だ。
つ:まあ、そうですが。だからといって、あの子をそういう対象として見たことは一度もありませんよ。
き:まあまあ。そうは言っても落ちちゃうのが恋ってもんだしさ。ね、松永君。
せ:えっ!(どうして僕に振るんだ、このおじさんはっ!)
リ:そういうおっさんこそ、いるんだろ。ここにいるからには、さ。
き:ん?まあ、そうね。いるにはいるかな。
リ:なんだよ。その煮え切らない返事は!
き:いやあ。大人の事情は複雑なんだよ。相手が年上の君とはちょっと事情が違うからね。
リ:そんなの関係ないだろ。
き:いやいや。大有りだよ。ね、アレクシード君。
ア:え!ああ、まあ、そう、ですね。
リ:えっ、そうなのか?
ア:うん。まあ、ね。こっちが大人な分、色々と考えてあげなきゃいけないことも多いし。
き:そうそう。若いと気持ちだけで突っ走っちゃうけどね。俺くらいおっさんになると気持ちも突っ走らないからさ。松永君なんか微妙じゃない?
せ:えっ。あ、まあ。相手のことをまず考えますね。やっぱり。
リ:俺だっていつもニケのことを考えてるぞ。
き:うん。そうだろうね。でもさ、こっちが上っていうのはずっとかわんないんだよ。それってプレッシャーだよ。
リ:なにを!俺だってずっと縮まない差がまだるっこしくて。
き:あー、それはどっちが上でも同じかな。
ア:そうですね。どう扱えばいいのかわからない。
き:それはどういう意味?
ア:ユティだけなのか、それとも女性はそうなのかわからないんですが。子供として扱うとすねるし、女性として扱うには子供過ぎるときもあるし、かと思えばやたら大人っぽいときもあるし。こっちが年上な分、どうしても考えざるを得ないような気がしますね。
き:あーわかる、わかる。
せ:うちの姪っ子を見てると思うんですが、女性は小さくても女性って時がありますね。あれには驚かされます。
リ:へぇ。そんなもんなのか。
(座談会はまだまだ続きます!)