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司会:昨年好評だった「新春年の差座談会」を今年も始めたいと思います!メンバーは昨年と同じ、アダルシャンシリーズからはユスティニアさん、それでも世界は美しいからはニケさん、LOVE SO LIFEからは中村詩春さん、明治緋色綺譚からは鈴子さん、おじ恋からは三城嵐さん、最後に獣拳戦隊ゲキレンジャーからはメレ様で~す♪
ニケ(ニ):みんな、久しぶり!
ユスティニア(ユ):ニケ殿、久しいの。皆も変わりないようでよかったぞ。
ニ:ユスティニア、「殿」はいらないよ。「ニケ」でかまわないよ。
ユ:いや、しかし。そうは言うても、お主も一国の妃であろう。
ニ:ここではそういうのは抜き!私はただの「ニケ」だよ。それに、私はもう、皆と友達だと思ってるんだ。
ユ:友達…。
ニ:あ、迷惑だったかな?
ユ:な、何を申す!そ、そうか。と、友か。うぬ。友であれば名前で呼び合うのは当たり前だと聞いたことがある。
鈴子(す):ユスティニアさんは友達はいらっしゃらないの?
ユ:な、何を!
(真っ赤になり慌てるユスティニア)
ニ:ユスティニアは大国の姫だって聞いてるし、立場上色々あるんだよ。それを組んであげてくれないか?鈴子。
す:…。
(男前ニケに真正面から微笑まれ、真っ赤になる鈴子)
ニ:ユスティニアも色々あるだろうけど、ここでは私たちは友達だから、名前で呼び合えばいいし、立場も気にしなくていいんだよ。
ユ:…。
(男前ニケに同じく真正面から微笑まれ、さらに真っ赤になるユスティニア)
中村詩春(し):そうですよ。まだお会いして二回目ですし、立場も年齢も色々違いますけど、私も皆さんとのこと「友達」だって思ってます。
三城嵐(あ):私も。それに、お互いに悩みは一緒っていうか。色々分かり合えることもあるんじゃないかって思えるし。
ニ:それは私もそう。あ!メレ、どうしてそんなトコにいるの?こっちにおいでよ。
メレ(メ):(冗談じゃない。どうして私がこんなトコにいなきゃいけないのよっ!あ、でも、前回約束してしまったんだった…)
(ご存じない方向けにご説明しますが、本作でのメレは俗に言う「悪役」でしたが、それに不似合いなほど真面目で義理堅いお人なんです)
ニ:さ、メレ。私の隣においでよ。
メ:ちょ、何する!
(これまた男前ニケに微笑まれ、一瞬不覚にもドキリとしてしまったメレ。そして、その隙を突いてメレの手をとり椅子に座らせるニケ)
司会:それでは、皆さん席にお着きになったところで、(なんだか男前ニケに半数が陥落されちゃいましたが)、どうぞ好き勝手にお話ください♪
ユ:好き勝手とは。なんと無責任な司会じゃ!
あ:別に司会なんていらないと思いますけど。なんか「女子会」みたいですし。
し:あ、本当ですね。女性ばっかりですし。
す:女性ばっかりだから「女子会」なんですか?
あ:世間の定義ではそうじゃないかと。
ニ:へえ。「女子会」って他にはどんなことするの?
あ:そう、ですね。私も経験がないんであくまで推測ですけど。女性ばかりで集まって、おいしいもの食べてお喋りするのが女子会じゃないかと思うんですけど。詩春ちゃんはある?
し:私もないですけど。嵐ちゃんが言うようなものじゃないかなって思います。
す:これでおいしいものがあれば完璧、ってとこですか?
ユ:そうなるのであろうな。
ニ:お喋りってなんでもいいのかな?
あ:たぶん。
す:でも、この座談会で期待されてるのって、恋愛話なんじゃないですか。
ニ:そうだろうね。このメンバーだし(笑)
す:ニケさんは大変ですよね。今。
ニ:あー、まあね。本作が続いてるからね。
ユ:本作が続いてるのは、ニケと鈴子と詩春の三人か?
し:そうですね。私はそろそろ終わりそうな感じもありますけど。
あ:詩春ちゃん、告白されてたよね。
し:あっ!…そ、それは。
(真っ赤になる詩春)
す:羨ましい。私なんて…
あ:鈴子ちゃんは確か津軽さんが…。
す:津軽が何考えてんだかわかんないの。でも、私、どうしても逢って言いたくて。
あ:その気持ち、何となくだけど、わかる。
ニ:相手の目を見て、相手の心に向かって言いたいんだよね。私もわかるよ。
し:ニケさんも、今、すごく大変じゃ。
ニ:うん。でも、リビが大切だから、さ。
ユ:皆、今が試練のときなのじゃな。
あ:それに比べて私はもう終わってるし。
ユ:うぬ。この司会者が書いてくれるかどうかにかかっておるからの。
(びくつく司会者^^;)
あ:ネタはあるらしいって話も聞いてるんですけど。
ユ:それは聞いたことがあるぞ。
ニ:私の方もあるらしいって聞いてはいるんだけど。
す:書きかけのもあるって聞いてます。
(さらにびくつく司会者(*_*;)
し:私は全然書いてくれなくて。ここに出る以外ないです……。
ニ:それはひどいね。
す:忙しいって言ってるけど。
ユ:忙しいのは誰もじゃ!それを理由にするでない!
あ:終わってる私たちは書いてくれないと動きようがないですし。