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司会:昨年好評だった「新春年の差座談会」を今年も始めたいと思います!メンバーは昨年と同じ、アダルシャンシリーズからはアレクシードさん、それでも世界は美しいからはリヴィウスさん、LOVE SO LIFEからは松永政二さん、明治緋色綺譚からは藤島津軽さん、おじ恋からは陰山喜一さん、最後に獣拳戦隊ゲキレンジャーからは理央様で~す♪
リヴィウス(リ):毎回、なんであいつだけ「様」なんだ!
陰山喜一(き):まあまあ、そんな目くじらたてなくても。
リ:相変わらずへらへらしてんな、おっさんは!
き:君も相変わらずだねえ。
松永政二(せ):と、とにかく、席に着きましょうか。
(さすがアナウンサー。彼も相変わらずそつがない。)
藤島津軽(つ):何で今年も呼ばれるんですかね。
アレクシード(ア):「年の差」だからだと思いますよ。
つ:またそれですか。
き:あれ?今年は否定しないんだね。
つ:まあ、本作も新しくなりましたから。
き:ああ、おっきくなったんだっけね。どう?
つ:どう、とは?
き:君も食えないねえ。綺麗になったでしょ。鈴子ちゃん、だったっけ。
つ:あの子を気安く名前で呼ばないで下さい。
き:うわっ!すごい独占欲。
せ:陰山さん、そのくらいで。他の方もいますし。
き:はっはっはっ。本作があるから羨ましくてさ。そっちも、いい感じなんじゃないの?
せ:えっ?(どうしてこのおじさんは毎回こっちに振るんだ)
き:告白したんでしょ。
せ:え、ええ、まあ。(よく知ってるな、このおじさんは)
き:よく知ってるなと思ったでしょ。
せ:えっ!?
き:まあ、これでも探偵業を営んでるんでね。
リ:仕事はうまくいってるのか。
き:まあ、ね。食べれるくらいには。
リ:ふうん。(このおっさん、遊んでるわけじゃないんだな)
き:君んとこも大変そうだねえ。
リ:はっ?あ、ああ。まあ。
き:ニケちゃんだっけ。泣かさないようにね。
リ:はあっ(怒)
せ:陰山さん、絡むのやめてください。
き:だってさあ、本作あるの、羨ましいんだよ。
つ:そうはいっても、こっちも大変なんですけどね。
せ:そうですよ。
リ:おっさんにはわからないだろうけどな。
き:ひどいなあ。だってさあ、こっちは終わってるでしょ。あの人に書いてもらわないとどうにもこうにも動きがないんだもん。ねえ。
(アレクシードに意見を求める)
ア:そうですね。うちはユティがまだ小さいまま終わってしまったんで。
き:それはなんとも遣る瀬無いねえ。
ア:はい。作中では犯罪じゃないかもしれませんけど、僕的にはありえないですから。
き:そうなんだよね。自分的にどうなのかってとこはあるよな。
せ:そう、ですね。彼女の可能性を狭くしたくはないですし。広く世の中を見た上で、それでも自分を選んでもらいたいとは思いますね。
つ:それはわかりますね。相手の真っ直ぐな好意が、自分のそれとどれくらい同じでどれくらい違うのか。こちらが年上の分、よけいに考えざるを得ませんからね。
リ:そんなもんなのか?
ア:相手を悲しませたくないっていうのは誰しも同じだと思うよ。
リ:それは、わからなくもない、けど…。
き:今、君はかなり相手を悲しませてるね。
リ:っ…!
き:ま、わからなくもないけどね。自分の汚れている部分は見られたくないわな。
リ:…わかる、のか。
き:「おっさん」だからね(笑)
リ:…すまない。
き:ははは。いいって。それはニケちゃんに言ってあげて。
理央:そうなのか?
き:ん?君は急に話に参加するよねぇ。で、何が?
理央:自分の汚れている部分は見られたくないと言ったが。
き:ああ。うん。普通は、ね。
せ:相手の真っ直ぐな好意を眩しく思えば思うほど、そう思ってしまうんじゃないかと思いますね。
つ:そう、ですね。自分の穢れで彼女を汚したくなくて逃げた、のかもしれません。
リ:あいつに比べれば、俺は、穢れてる…。
(お通夜みたいに暗くなる部屋…)
理央:お前たちの相手は、それで逃げ出すような、そんな弱い人間なのか?
リ:それはっ!
つ:いや、そんなことはない。あの子は、僕よりも、強くて真っ直ぐだよ。
理央:俺は逃げない。出逢うまでがどうあろうとも、俺の知るメレが、俺のメレだ。
(赤面するメンバー&司会者)
き:いや、まあ、うん。そうだね。そのくらいで逃げるような相手に惚れちゃったわけでもないはずだからね。と、まあ、それが結論でいいのかい?
せ:え、ええ。まあ。いいんじゃないでしょうか。
ア:なんか、格好いいよね。
リ:ちっ、悔しいけどな。
つ:彼も真っ直ぐだからじゃないからですか。
せ:そうですね。真っ直ぐな相手には、こちらも真っ直ぐでありたいですよね。
き:おじさんになると難しいねぇ(笑)
(一転、和やかムード)
せ:それじゃあ、最後は司会者さんに締めてもらいましょうか。
司会:(さすがアナウンサー!)あ、はい。ありがとうございます。それでは皆様、今年もよろしくお願いいたします<m(__)m>
= Fin =